10/30
PS2版『炎多留・魂』買ってきました。
まさかSIMPLE2000シリーズとはいえこれを出すとは思いませんでした。
PC版『炎多留・魂』はかなり熱い内容と聞いて、怖さ半分期待半分といったところ。
で、まぁ買ってきて即ディスクを挿入、
音声聞きながらじっくりプレイして大体五時間くらいですか……
以前本家から落してきいたヴォーカル曲はなかなかよかったんですが
今回は新規に録音したんでしょうかOPは漢くさい曲、挿入歌は日本語ヴォーカルに差し替え。
悪くはないけれども英詞ver.がよかったんでちょい評価は低めかな…。
で、実際にプレイした感想ですが…


非常に燃えました


姦計にはめられ左遷の危機に陥れられた上司を救うために絶望的な状況に立ち向かう。
かなりツボにはまる展開です。
初日から二日目あたりまでは結構まったりとした感がありますが
中盤から終盤にかけて総ての伏線がかみ合っていく下りには背筋がゾクゾクするほど興奮しました。

まだ一人目、上司の瀬田道夫しかクリアしていないので総合評価は下せませんが
かなりおもしろい、とだけはいえます。
瀬田道夫のシナリオのポイントは


『失われた男の復権


かつて『カミソリ』とまで呼ばれた男、だがとある事件がきっかけで
その鋭さは失われ、研ぎ澄まされた牙は抜き取られてしまう。
時を経て、昼行灯のような有様になった男の前に、
かつて自分が犯した過ち―自分が担当した事件―が再び姿を現す。
かつて無くした己の尊厳を再び取り戻せるのか?

ディック・フランシスの小説のテーマにでもなりそうな震えの来る展開です。
事実、ラスト間際のシーンには不覚にも涙がでそうになりました。
他のシナリオがどうなるかわかりませんが、期待もてそうです。