遅ればせながら『トリックスターズL』を読了。


トリックスターズL (電撃文庫 (1174))

トリックスターズL (電撃文庫 (1174))


読み終えて「『水晶のピラミッド』?」と思った自分がいるのだが
2ちゃんスレ見てたら西尾維新という意見が多数。
そうだよなぁ、調べてみたら新書版でたのって1991年なんだよなぁ…
14年も前の話を引き合いに出すのが古いのか…


感想としては可もなく不可もなく。
古典的な題材である『嵐の山荘』と『密室』を劇中の世界観とルールで
まとめるとこんな感じになりました、と云うところか。


前作のラストで判明したアレとかその前に判明した主人公のアレとかの設定が
(ネタバレをしないように書くとまるでよくわからんのが痛いな…)
今回ではほとんど述べられていないのは今作から読み始めた人へのミスリードなのか…
しかし普通に考えて二作目から読むようなことはせんだろうし、明らかに前作読んでいないと
わからんネタ(3番めのあの人とか4月の事件とか)もあるし…。


そんなわけでして、魔法に関する一風変わったアプローチをしているという点に於いて
神戸在住の某Aさんにお勧めしてみます(私信な