齢40過ぎたら基本みんな老眼始まってると思っていいんでまああまり気にするもんでないです(挨拶
或いはこんな感じにクールに老眼鏡をつけるという手もあります。


まさか、自分にあんな映画のヒーローのような体験のチャンスが巡ってくるとは、その時は夢にも思わなかった。
夜の繁華街の裏路地で、俺はたまたまその事件現場に遭遇してしまったのだ。
「やめてください、お願いですから・・・」哀願する少女を取り囲むように
「いいじゃねぇかぁ、少しくらいつきあってくれてもよう!」と、3人のチンピラ。

「…やめないか、悪党。」思わず、口をついで出てしまった挑発の文句。もう後には引けない。
逆上する3人のチンピラ。ナイフを手にしたやつもいる。
ならば…と、俺は左手で、懐から老眼鏡を取り出す。
「老眼鏡キック!」俺はすかさず、正面のナイフを持ったチンピラの鳩尾に蹴りを叩き込む。悶絶し、倒れるチンピラ。
「老眼鏡裏拳!」返す右拳を、唖然とするモヒカン頭の顔面に叩き込む。鼻の骨が砕け、昏倒する。
「老眼鏡エルボー!」もう一人のチンピラの頭蓋骨を砕く。
「老眼鏡チョップ!」残るひとりの頚動脈を断ち切る。
一撃必殺。
一瞬にして、俺を取り囲むように倒れ悶絶する血ダルマが4つできあがった。
「次からは、相手を見て喧嘩を売ることだな…」
返り血で真っ赤に染まった老眼鏡を拭き取りながらそっと、俺に勝利をくれた老眼鏡につぶやいた。

「持っててよかった、老眼鏡」


Yeah!