年始早々

カンフーハッスル』観てきました。
元旦開幕、ということで三回目の上映見てきましたが
結構並んでましたね、早めに劇場着いてよかったですよ。


さて、本編ですが
前半〜中盤の3/4がグラップラー刃牙並の超バトル、
後半1/4がドラゴンボール並の超人バトル、となってます。


前半の闘いで光っているのはやはり豚小屋砦の三達人ですね。
元が70年代往年の名カンフーアクターでありその技の冴えは
今見ても全く遜色ありません。
技自体の下地がしっかり出来ているのでワイヤー使っていても
『あー、この人たちだったら普通に出来そうだよな』と
思えてしまう説得力があります。
この辺り格好いいだけの兄ちゃんや綺麗なだけの姉ちゃんに
俄仕込みのアクションやらせたりワイヤーで飛ばしたりするちんけなアクション映画とは一線を画しています。


後半、最強の敵が出てくるわけですが(無論この人も伝説のカンフースター)
シャツに短パン+サンダル履きという出で立ちで
やることは泣き虫サクラであり最凶死刑囚であるという無茶苦茶っぷり。
この人と大家夫婦の戦いはもう手に汗握るほどしびれましたね。
ただ個人的には前半部分の戦いだけで十二分にありえねー
戦いなんで後半も同様にして欲しかったというのが素直な感想です。


とりあえず年始から何かスカッとする映画が見たい、という方には
うってつけの映画ではないでしょうか?



あ、主人公について何も言ってないんですが
影が薄いので特に言及する事がありません(ぇー
まぁほら、今は影薄いのが主人公の特権だったりするじゃないですか
シンとかシンとかシンとか。